こんにちは、UNIOです。
秋を迎えてJリーグは佳境を迎え始めましたね。今年はどんな結末が待っているのか楽しみです。
一方ヨーロッパの各国のリーグではリーグ戦、カップ戦が始まり、更にはチャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグも始まって、今年も長いシーズンが幕を開けましたね。
さて、皆さんはチームのエンブレムのデザインを決めるときはどうされていますでしょうか?
有名なチームのエンブレムを参考にしたり、あるいはオリジナルでのデザインを考える方もいらっしゃると思います。
そこで今回は制作をお考えのお客様のヒントになるような、ヨーロッパの有名チームのエンブレムをご紹介するとともに、UNIOのシュミレーターを用いてエンブレムの参考例をご紹介いたします。
アーセナルFC 1886年創立
アーセナルのエンブレムはとてもシンプルで、真ん中に大きく大砲が配置され、その他はチーム名のみとなっています。
とてもシンプルですが大砲がとても特徴的ですね。
歴代のエンブレムでも大砲が配置されており、アーセナルの象徴になっているといえます。
これは当時ロンドン南東部ウーリッチ地区にあった8万人が働く王立兵器工廠のロイヤル・アーセナルの労働者たちによって、ダイアル・スクエア(現アーセナルFC)が結成されたのがルーツといわれています。
そんなアーセナルのエンブレムを再現したものがこちらになります。
チェルシーFC 1905年創立
チェルシーのエンブレムで特徴的なのはライオンですね。
このライオンはチェルシーの会長であったカドガン伯爵の紋章にあるライオンからとられています。
またライオンが握っている杖はウェストミンスター寺院の大修道院長のもので、チェルシーのホームタウンの地区が、ウェストミンスター寺院の管轄区だった為と言われています。
そして両脇にはイングランドの象徴のひとつである薔薇が配置されています。
そんなチェルシーのエンブレムを再現したものがこちらになります。
ボルシア・ドルトムント 1909年創立
日本人プレイヤーの香川真司選手が所属しているドルトムント。
このクラブのエンブレムは、円の中にBVBと09が配置されたとてもシンプルなデザインになっていますね。
BVBの意味はクラブの名称Ballspielverein Borussiaの
Ballspiel (ドイツ語で球技)
Verein (ドイツ語でクラブ)
Borussia (ラテン語でプロセイン王国の名称)
から来ており愛称としてベーファウベーと呼ばれています。
またこの愛称はサポーターのチャントの歌詞にも使用されているそうです。
また下に配置されている09はドルトムントの創設された年の1909年からとっており
同じルール地方のライバルチームシャルケも同じように04とエンブレムに数字が入っています。
そんなドルトムントのエンブレムを再現したものがこちらになります。
FCバイエルン・ミュウヘン 1900年創立
ブンデスリーガの強豪クラブでリーグ戦やカップ戦の優勝数は国内最多の成績を誇り、また、チャンピオンズリーグの優勝カップであるビッグイヤーの永久保持が認められているクラブのひとつです。
そんなバイエルンのエンブレムのデザインも至ってシンプルなデザインとなっています。
チームカラーである赤色の円にチーム名であるFC BAYERN MUNCHENが配置されており、中央には青と白のひし形の模様があります。
これはヴィッテルスバッハ家の白銀のフュージリーに、青のロズンジを斜めに並べた紋章がモチーフとされている、ホームタウンのバイエルン州の州旗に使用されているデザインが使用されています。
またエンブレム上にある星はブンデスリーガで決まりがあります。
リーグ制覇3回で1つ、5回で2つ、10回で3つ、20回で4つとの規定があり、これまで26回制覇しているバイエルンは4つ付けることが認められています。
そんなバイエルン・ミュウヘンのエンブレムを再現したものがこちらになります。
オリンピック・リヨン 1950年創設
創設年は今まで見てきたクラブの中でも若いクラブで、リーグアンにてPSGと並ぶ強豪クラブの1つです。
またリヨンはフランス国内でも人気にクラブで、人口の11%がリヨンサポーターとも言われています。
黄金期と言われた00年代には、なんとリーグ7連覇を達成しています。
Jリーグでは鹿島アントラーズが3連覇を達成していますが、それ以上の7年間優勝し続けることはすごいことですね。
そんなリヨンのエンブレムはチームカラーである赤と青に縁取りがゴールドで彩られており、上にはチーム名のOLYMPIQUE LYONNAIS、下に配置されているOLは正式名称の略になっています。
また左側に配置されているライオンはホームタウンでもあるリヨンの象徴ともなっていて、市旗にも使用されており、リヨンの街のいたるところでライオンの像を見かけるそうです。
そんなリヨンのエンブレムを再現したものがこちらになります。
ユベントスFC 1897年創設
セリエAでも強豪クラブのうちの一つで、なんとリーグタイトル34回、カップ戦13回など数々のタイトルを獲得しています。
チーム名の由来はラテン語で若者を意味しており、創設はなんとマッシモ・ダゼリーオ高等学校の生徒らによって創設されました。
そんなユベントスのエンブレムは、もはや何かのブランドにものと言ってもおかしくない、今までにない新しいものですね。
このようなデザインはUNIOではオリジナルになりますが、ユベントスの以前に使用されていたものであれば、近いものにすることができます。
以前のものは楕円形にチームの象徴の色になっている
ビアンコネーロ(イタリア語で黒と白)
そして馬に見えるイラストが配置されていますが
実はこれは牛で、ホームタウンであるトリノの象徴とされています。
そんなユベントスのエンブレムを再現したものがこちらになります。
UNIOでは様々なエンブレムをユニフォームにプリントできます
いかがでしょうか。ホームタウンの象徴である紋章や動物、そして町の歴史など、色々な意味をエンブレムに込めていましたね。
紹介したのはほんの一例ですが、他にも色んなクラブを調べてみたら、色々な意味が込められたエンブレムが出てきそうですね。
皆様の素敵なデザインへのヒントになれば幸いです。
またUNIOではシステム以外での、オリジナルのエンブレムを使用しての作成も行えますので、お気軽にお声掛けください。
ぜひ参考画像をご用意いただいて、弊社スタッフにご相談ください。
※オリジナルの場合別途デザイン手数料が発生する場合がございます。
皆様からのご注文心よりお待ちしております。