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2019.1.16

ユニークな背番号をつけているサッカー選手達・その1

野球のエースナンバーといえば、ピッチャーでは18番(高校野球では1番)ですが、サッカーでは10番ですよね。
みんな10番に憧れてサッカーを始めた方もいらっしゃるかと思いますが、中には突拍子も無い背番号をつけている選手もいます。

それでは、選手がどういう意味で背番号をつけているのか、主な選手についてご紹介します。

そもそものサッカーユニフォームの背番号の意味とは?

サッカーは11人でプレーするスポーツですので、本来であれば1番から11番の背番号を割り当てられます。Jリーグでは今では個人ごとに背番号が割り当てられていますが、開幕当初は控えの選手を含めた16人で、1番から16番の背番号を割り当てられていました。

背番号は、主に以下ポジションの選手が連想されます。

《GK》1番、12番、16番
《DF》2番~5番
《MF》6番~8番、10番
《FW》9番、11番
《サポーター》12番 ※12番目の選手、という意味で。

それでも、FWの選手で4番をつけていたりとか、GKの選手が10番をつけているなど、かなりイレギュラーなケースも見られます。

そして、自ら大きめの背番号を選択する選手には、それなりの選択する意味があるものですが、その意味としては主に「言葉との掛け合わせ」、「誕生日」、「足し算」、「その他」の4種類に分けられます。それでは、その一例を挙げてみましょう。

言葉との掛け合わせで背番号を決めるパターン

主な選手:
久保竜彦氏(39番 元日本代表)
宇佐美貴史(39番 フォルトゥナ・デュッセルドルフ/ドイツ)
泉澤仁(39番 ポゴニ・シュチェチン/ポーランド)

日本で最初に39番の背番号を選んだのは久保竜彦氏と言われており、理由は「サンキュー」の意味でした。その後も追従するような選手が増えています。

宇佐美貴史の場合は、ガンバ大阪入団当初は33番でしたが、海外挑戦から帰ってきた際に、改めてガンバ大阪のサポーターや関係者に感謝の意を込めて39番を選択しています。いまは33番に戻していますね。

泉澤仁は大宮アルディージャ時代から39番を継続していますが(東京ヴェルディへのレンタル移籍時は6番)、こちらの番号には特に意味は無いそうです。プロデビュー当時の背番号を大事にしている、というところでしょうか。

誕生日で背番号を決めるパターン

主な選手:
森脇良太(46番 浦和レッズ)
ジャンルイジ・ドンナルンマ(99番 ミラン/イタリア)
アントニオ・カンドレーヴァ(87番 インテル/イタリア)

浦和レッズで活躍中のDF森脇良太は、自身の誕生日である4月6日にちなんで「46」の背番号をつけています。

イタリア代表のGKでもあるジャンルイジ・ドンナルンマは自身の生まれ年である1999年にちなんで「99」を、

アントニオ・カンドレーヴァは1987年なので「87」の背番号をつけています。

足し算で背番号を決めるパターン

お騒がせで有名な元イタリア代表FWマルコ・バロテッリ。彼と言えば最近では45番の背番号をつけている事で有名ですが、これは「足し算」で9番になるという事を意味しています。自身がずっとつけてきた「9番」が既に埋まっていた為、止む無く足して9になる「45」を選んでいます。

「足し算」の例で有名なのは、元ウルグアイ代表FWイヴァン・サモラノ氏です。かつて彼が所属していたインテル(イタリア)では、当時9番には絶対的エースのブラジル代表FWロナウド氏がいた為、「1+8」の意味で18番をつけていました。その時は、ご丁寧に1と8との間に「+」のマーキングをしていた事でも有名ですね。

その他

主な選手:
長友佑都(55番 ガラタサライ/トルコ)
畠中慎之輔(44番 横浜F・マリノス)
中村俊輔(25番 ※横浜F・マリノス在籍時)
中澤佑二(22番 横浜F・マリノス)

FC東京やチェゼーナ(イタリア)で5番をつけていた日本代表DF長友佑都の場合は、インテル(イタリア)への移籍時に、「5番」は既にデヤン・スタンコヴィチ氏がつけていた為、5番を2つ重ねた55番を選んでいます。彼の場合は、5番よりも既に55番をつけているシーズンの方が長く、ガラタサライに移籍した際も、敢えて55番を選んでいます。

同様に、シーズン途中に東京ヴェルディから横浜F・マリノスに移籍した畠中慎之輔の場合も、長くつけてきた「4番」は既に栗原勇蔵がつけていた為、4番を2つ重ねた44番を選択しています。

日本代表のレジェンドとも言えるべき選手である中村俊輔の場合は、横浜F・マリノス入団当初に与えられた25番を、セルティック(スコットランド)移籍時にもつけています。これは、10番の背番号が空いていない為で、10番の次に大事な番号は、最初に与えられた25番であるという事を意味しているのです。

中澤佑二ですが、彼も入団当初に与えられた22番を大事につけてきた選手です。
そして彼を尊敬する日本代表DF吉田麻也や、元なでしこジャパンのDF岩清水梓も22番を選択しているのです。

ユニークな背番号の裏にはストーリーがある

いかがでしたでしょうか。憧れの背番号に注目がいきがちですが、あまり見慣れない背番号を選択した意味というものが、必ずあるはずです。
その意味を知ることで、更に選手の考えが分かったりしますので、観戦にもきっと役立つと思いますよ!
また、憧れの選手と同じ背番号でユニフォームを作るのもおすすめです!

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