サッカーの背番号の決め方とルール | ブログ | サッカーユニフォーム・フットサルユニフォームのチームオーダー UNIO
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2018.5.7

サッカーの背番号の決め方とルール

サッカーのユニフォームをオーダーする時に決めないといけないことはたくさんありますが、背番号のそのうちの一つですよね。
サッカーをされている方なら、なんとなく背番号とポジションの関連性やエースナンバーのイメージはあると思いますが、明確なルールはよくわからないという方も多いと思います。
そこで今回はサッカーの背番号について、ポジションとの関係やルールなども交えてご紹介したいと思います。

かつては背番号はポジションごとに割り振られていた

Jリーグや各国リーグでは、選手はそれぞれに番号を割り当てられていますよね。
各クラブチームでも代表チームでも◯番といえばあの選手という共通認識があると思います。

しかし昔は変動背番号制度と言って、試合ごとにその日の各ポジションの選手に番号を支給するという時代がありました。
Jリーグでも1993年から1996年までこの制度が採用されており、番号を見ればどの選手がどの守備位置なのかが明確にわかるようになっていました。
この制度の狙いとしては、サッカーのルールやポジションの概念がイマイチ一般的に浸透していなかったので、まずはサッカーのポジションの役割などをファンに知ってほしい、というものだったと言われています。

しかし97年からはポジションではなく、選手ごとに番号が割り当てられる固定番号制に切り替わり、選手の認知度を高めていくフェーズに切り替わって行きました。

しかし、変動背番号制度の番号とポジションの関係性のニュアンスは、その後も受け継がれていくことになります。

一般的な背番号とポジションの関連イメージ

チームごとやフォーメーションシステムによって、多少違う部分はあると思いますが、現在のおおよその背番号とポジションの関連イメージとしては下記のようになると思います。

1番:ゴールキーパー
2番:右サイドバック
3番:左サイドバック、センターバック
4番:センターバック
5番:センターバック、守備的ミッドフィルダー
6番:守備的ミッドフィルダー、左サイドバック
7番:守備的ミッドフィルダー、右ウイング、右サイドハーフ、攻撃的ミッドフィルダー、フォワード
8番:守備的ミッドフィルダー、攻撃的ミッドフィルダー
9番:センターフォワード
10番:攻撃的ミッドフィルダー、フォワード
11番:左利きのフォワード、左ウイング、左サイドハーフ

各ナンバーのイメージ

わかりやすいように歴代の日本代表選手を例に各ポジションの典型的な背番号を振り返りたいと思います。

キーパー
1番は何と言ってもゴールキーパーです。
オランダのダービッツ選手はキャリア晩年でフィールドプレイヤーとして1番をつけていたそうですが、日本ではルール上でもキーパーしか付けれない番号です。
他にキーパーの番号といえば21番や23番をつけるパターンが多くあります。

サイドバック
サイドバックは右の場合は2番、左の場合は3番が多いようです。

鹿島アントラーズの2番は名サイドバックがつける、伝統の番頭とされており、奈良橋晃選手から内田篤人選手に受け継がれており、内田選手がドイツに行っていた期間は空けられていました。

左サイドバックは代表で言えば、相馬選手などが3番をつけていましたが、現在の長友選手は5番にこだわりがあるようで、クラブチームでも5番を貫いています。

センターバック
センターバックといえば、やはり3番4番が多いですね。
歴代の代表選手も3,4が多いですが、5番の選手もいます。
5番はディフェンスのニュアンスがあればボランチの選手でもありというイメージです。

ミッドフィルダー
守備ミッドフィルダーで言えば、6番のイメージが強いです。
山口素弘選手、中田浩二選手などがいました。

ボランチや後ろからゲームをコントロールする役割としては、代表では何と言っても7番のイメージが強いですね。
中田英寿選手や遠藤保仁選手が典型です。

7番は近年ではCR7の影響もあって、セカンドストライカーのイメージも強いと思います。
マンチェスターユナイテッドでは7番は伝統の番号で、エリック・カントナ、ベッカム、クリスティアーノ・ロナウドととんでもない選手たちがつけてきました。
香川選手が加入した当時は空いていたので7番をつけるのかと騒がれてましたが、結局違う番号でしたね。

そしてトップ下といえばもちろん10番ですが、これは説明はいらないでしょう。
近代サッカーでは典型的10番の重要性は薄れてきているとされていますが、多くの名選手がつけてきました。
しかし、メッシ選手など、明らかにかつての10番とはイメージが違ってきています。

8番も攻撃的MFの番号で、松井大輔選手、小野伸二選手というテクニシャンのイメージがあります。
セレッソ大阪では伝統の番号とされていて、森島寛晃、香川真司、清武弘嗣、柿谷曜一朗と受け継がれています。

フォワード
エースストライカーといえばやはり11番ですね。
三浦知良選手のイメージが強いですが、左ウイングの選手が付ける場合もあります。

そして9番も点取り屋のイメージが強い番号。
代表では中山雅史選手や岡崎慎司選手など、とにかく点を決める選手がつけてきました。

規定も要チェック

最後に日本サッカー協会のユニフォーム規定について触れておきます。
番号について具体的に言及した部分に下記のものがあります。

「番号は整数の 1 から 99 を使用し、0 は認めない。登録選手が 100 名以上の場合 に限り、100 以上の番号を認める。ただし、公式競技会に登録する際の選手番号 については、その競技会規定に定めるところに従うものとする。」

0番や3桁の番号は公式な試合では認められていないので注意が必要です。
また番号のサイズなどについても規定がありますので注意が必要です。

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