シーズン毎にも大きく変わっていくユニホーム。サッカー選手の魅力を引き立たせるユニホームはサッカーの魅力の一つだと思いませんか?サッカーを社会人チームや大学チーム、サークル、趣味で行う人が、今をかっこよく生きていくために年代毎のトレンドをぜひ抑えておくと、一目置かれる存在になれるかもしれません。
この記事では、年代毎にトレンドとなったユニホームを紹介し、歴代のユニホームと比較することによってより今のトレンドをつかむことができるような記事になっています。
しっかりトレンドを抑えることによって、今までの2倍も3倍も「かっこいい」と思われること間違いなしです。しっかりトレンドを掴んでいきましょう!
1990年代のトレンド。ダボっとした着こなしが特徴的
1990年代では、少しダボっとしたユニホームが特徴的です。まだ、ピタッとしたものが流行っていない時ですね。
このユニホームはマンチェスターユナイテッドのユニホームです。
首元が大きく開いていて、蛍光色の赤に白の挿し色をうまく使い、全体的に色のバランスを保っています。
パンツもメーカーが大きく印字されているデザインになっていてこの年代を象徴しているユニホームです。
2000年代のトレンド。シャツインからシャツアウトの時代に変化
下の写真は2007-2008シーズンのUEFAチャンピオンリーグの準優勝チームであるチェルシーのユニホーム。この時のユニホームを見覚えある方も多いのではないでしょうか?
袖に3本ラインや首元からアーチを描くようなラインがあるのが特徴的です。
2000年代以降からシャツインからシャツアウトの時代に変化してきているのが写真からもわかると思います。1990年代のダボダボしたユニホームから、少しタイトになってきています。機能性を重視している傾向が見られます。1990年代と比較するとよくわかりますね。
パンツやソックスの色合いやラインの統一感がトレンドになってきています。かっこよさと機能性の追求がされてきました。
2012-13シーズン。衝撃的だったバルセロナのユニフォーム
これは2012ー13シーズンのバルセロナのホームユニホームです。
このユニホームが発表された時、「すごいかっこいいユニホームが出た!」と衝撃が走った人も多かったのではないでしょうか。
縦縞のユニホームから紫と赤を大きく使ったデザインに。そして、色の深みが今までと違います。単純に紫や赤という言い方でなく、ワインレッドやバイオレットなどの原色の中でもさらに細分化して、色のを追求しているのがわかります。1998年のユニホームと比べても違いは歴然ですよね。
また、スポンサーが変わったことにより、印象も大きく違います。とても、ユニークなユニホームであると感じます。
2013-14シーズン。バイエルンのユニフォームが人気だった。
これは、2013ー14シーズンのバイエルンミュンヘンのユニホームです。ユニホームのかっこよさを査定する「GQ」という組織でランキング1位になったユニホームです。
ここから先は、GQランキング上位を追って、トレンドを把握していきたいと思います。
この年から特徴的になってきたのは、縦縞の中にも色を3種類に分けて、濃色の中でも明るい色や暗い色のコントラストをうまく使って、デザインしているところが特徴的です。
ショルダー部分の赤の3本ラインも非常に良いアクセントとなっています。
昨シーズンよりもさらにタイトに、首元あたりも昔と比べたらとてもスッキリしていますね。常に機能性とデザインを追求していることがよくわかります。
2014-15シーズン。シンプルな新しさを感じたインテルのユニフォーム
2014-15シーズンと2015-2016シーズンのユニホーム上位ランキングとしてあげられたのはインテル!インテルのこの濃い紺色に青のラインが入ってるのがなんともお洒落ですね。
袖の部分にもただ単純に青のラインが入ってるのではなく、一本縦ラインが入ってるのもバランスが取れていて、今までとの違いを感じさせます。スポンサーロゴとの相性もぴったりなデザインに仕上がっています。
2015-16シーズン
インテルのユニホームが上位ランキングに入り、ユニホームの購入率が多くなった中でも、長友選手大活躍により、このユニホームはたくさん売れたのではないでしょうか。
インテルを象徴としているこの明るい青と黒のカラーに縦縞のライン。インテルといえばこれ!というユニホームであると思います。
色の鮮やかさも鮮明になり、パンツの青ラインや黒のカラーとの相性もバッチリ。
このユニホームは襟元もお洒落でかつタイトな仕上がりになっているので機能性にも優れています。
2016-17。さらに進化は続く。
2016-17シーズンのGQランキング1位に輝いたのはバイエルンミュンヘンのホームユニホームです。シンプルですが、袖の部分の紺色とソックスの上部との合わせがお洒落さを醸し出しています。
今シーズンの特徴は袖の色に変化を出したということ。インナーの関係なども考慮して作られていて、ルールや中にきているものとの相性まで考慮したユニホームであることがわかります。
2017-18シーズン。シンプルなおしゃれさを感じるリバプールのユニフォーム
2017年ー18年シーズンのトレンドと言えば、このユニホーム!GQランキングでも1位になり、注目を集めました。
リバプールのこのユニホームはシンプルですが、首回りが非常にスッキリしていて、機能性に優れています。
袖と首元の白以外は本当に赤統一でシンプルですが、エンブレムやロゴがデザインの良いバランスをとり、かっこいい仕上がりになっています。
近代ではよりシンプルなものが多くなってきているのが特徴的です。色味にこだわりを出し、赤色の中でも選手がより映えるように、色を細かく変えていることがわかります。
さらにこのシーズンのユニホームで大きく注目を集めたのはネイマール選手所属のパリ・サンジェルマンのこのユニホーム。
バルセロナのユニホームと似ているところもありますが、赤の縦ラインをギザギザさせたことにより、かっこよさが際立ちました。
紺を少し薄くしたような色に赤のラインがとても良いバランスになっています。エンブレム・ロゴ・ソックスの横ラインなどかっこよさが際立つところが要所要所に笑われています。
とてもかっこ良い作りで人気を集めました。
徐々に変化してきたサッカーユニフォームのトレンド
ユニホームの時代毎のトレンドを掴めていただけたでしょうか?
1990年代では少しゆとりのある服から2000年代ではタイトなユニホームになり、デザインも多種多様に変わってきました。
近代になると、色の深みやより色を細分化して、デザインやエンブレム、ロゴと合うように進化していることがわかったかと思います。
ユニホームがかっこ良くなることはサッカー選手にとってやる気も上がり、観ている側も魅了されますよね。
今のトレンドを掴んで、「かっこいい!」って思われるようなユニホームを選んでいきましょう。