1993年 東京ヴェルディのユニフォーム
Jリーグ開幕年の優勝を飾ったのは、サッカー界のレジェンド、キングこと三浦和良選手が所属する東京ヴェルディです。
この年のヴェルディのユニホームはスイカ柄とも言われています。発色の緑色が強さを表しています。ロゴマークから緑の閃光のように広がっていくデザインです。首元はクルーネックの白色ラインでパンツの色と合わせシンプルにまとめています。
Jリーグ開幕年を飾ったユニホームとなりました。
2000年 鹿島アントラーズのユニフォーム
ミレニアムの2000年を優勝を飾ったのは当時の日本代表でも同じみの中田浩二選手所属する鹿島アントラーズです。
Vネックの襟付きシャツのスタイルで赤に少し深みがかかった色のデザインでした。Vネックの白ラインがとても良いアクセントを加えています。鹿島アントラーズカラーである、赤と紺をうまく融合してできたユニホームですね。
2010年 名古屋グランパスのユニフォーム
2010年優勝に輝いたのは名古屋グランパスです。玉田選手の活躍が印象に強い名古屋グランパスですが、闘莉王選手の移籍など注目を集めていました。
名古屋グランパスと言えば赤とオレンジの色合いを変えていく縦縞のデザインが象徴的です!右胸のロゴマークとTOYOTAの白の刺し色が良いバランスをとっています。首元はVネックの黒色ラインがカッコ良いですね。
赤とオレンジが強さを引き出していて王者の貫禄があります。
2014年 ガンバ大阪のユニフォーム
2014年はコロコロPKで同じみの中盤の司令塔・遠藤選手所属のガンバ大阪です。ガンバ大阪は攻撃的なスタイルを貫き、ボールポゼッション率も非常に高くゲームを優位に立たせながら勝利するというポゼッションサッカーでした。この時にちょうどスペイン代表やバルセロナなどポゼッションサッカーが主流になっていたころです。
ガンバ大阪の青と黒の縦ラインがとてもかっこいいですね。また、首元やシャツの袖口に赤のラインを入れているところがユニホームデザインのこだわりを感じます。前面に番号が付いているのも特徴的です。
全体的にとてもまとまりがあるユニホームて優勝チームのオーラが漂っていますね。
2015年 サンフレッチェ広島のユニフォーム
2015年は飛び出しのスペシャリスト佐藤寿人選手の所属するサンフレッチェ広島が優勝しました。この年はこのユニホームをよく目にしたのではないでしょうか?佐藤寿人選手がこのユニホームを着て得点を決めるシーンが幾度となくありましたね。
シャツからソックスまで紫での統一でナイキのロゴが非常にカッコ良いデザインです。紫の深みを出した色との縦縞ラインはサンフレッチェを象徴するユニホームです。
2016年 鹿島アントラーズのユニフォーム
2016年の優勝は柴崎岳選手所属する鹿島アントラーズです。
この年はTOYOTAカップでのレアル・マドリードとの試合にとても熱くなった年ですね!レアル・マドリードから2点を奪いなおかつ、アグレッシブな守備でレアルに主導権を握らせない戦い方で、鹿島アントラーズ選手・監督一同、非常にこの一戦にかけて仕上げてきたという感じでした。
あまりサッカーを知らない方でもこの時のユニホームを目にしたことがある人は多いのではないでしょうか。2000年の時でも出しましたが、赤と紺が主体ですが、センターで分けている斬新なデザインです。さらに脇に黄色のラインとシャツの袖に黄色のラインを入れていることがユニホームのカッコよさを際立てています。赤と紺の色の鮮やかさにも変化を出していてとても印象に残るユニホームです。
2017年・2018年 川崎フロンターレのユニフォーム
2017・18年を制したのは中村憲剛選手が所属する川崎フロンターレです。2年分をまとめて紹介します。
2017年では水色と黒をフロント面と腕の面で分けていたのを、2018年ではセンターで水色と黒色を分けています。2016年の鹿島アントラーズに似たユニホームですね。
パンツの方にも黒主体の中に水色のラインが入っており、さらにソックスにも黒主体の上に水色ラインが入っていて、フロンターレらしさが表れています。
ユニフォームは少しづつ確実に進化して行く
Jリーグ優勝チームから見るユニホームのトレンドはいかがだったでしょうか。色のバリエーションやデザインの細かさが年代を追うごとに進化してましたね。
トレンドとしては赤・オレンジ、紫・深紫、青・黒といった同系色で縦縞ラインに変化を加えてデザインをしているという印象でした。あとはセンターで色を2つに分けて、刺し色を入れる。こうした工夫によって日本のユニホームも進化していっています。
気に入ったものがあったらぜひ一度着てみてサッカーをやったらより気分が上がるかもしれませんね!